シルクロード備忘録

シルクロードについて興味を持った人のブログ

ピリ辛ラム胃袋 @駒込「レイハン ウイグル レストラン」

[追記]

残念な事に、「レイハン ウイグル レストラン」様は、2020年7月に閉店されました。

弊ブログの取材に協力していただき、大変ありがとうございました。

 

f:id:love_silkroad:20180908124451j:plain

友人の誘いで、1年ぶりのウイグル料理を頂く事に。

 

 

今回、紹介の中心になる料理は、「ピリ辛ラム胃袋」。

 

 

「ラムの胃袋」を扱う料理は、日本では、なかなか出会う事が無いと思うが、

その印象からか、多少なりラムの香りが強いのかなと思っていたのだが、

実際に食べてみると、臭みはなく、コリコリとしたラムの胃袋の触感と、

シャキシャキとした野菜が、ピリ辛のタレが相まって非常に美味しかった。

 

 

さて、今回の取材?は、夏に行ったものの、ネット環境の不具合やら、
PCのシステム入ったディスクが壊れ、今回の取材のメモ等が飛んだりという
トラブルが続き、ようやく今になって記事にする事が出来た。

 

本来なら新しく食べた品は、一品ごとに紹介したかったが、

覚書したメモが消失してしまったため、印象が強かった、

この一品を記事にすることに。

 

また、店のマスターに、ブログへの掲載を快く承諾してくれたのに、

掲載が今になってしまったのが、大変申し訳なく思っている。

 

 

  • 今回食したもの

f:id:love_silkroad:20180908124351j:plain

以前にも紹介した、羊肉の串焼き、「カワプ」。

こちらの店の、ラム肉は柔らかく、羊肉の堅い食感が苦手という方でも、

大丈夫だと思う。

また、香辛料や味付けも、比較的に柔らかだったため、割と辛いのは、

苦手な私でも、すんなりと食べられた。

 

f:id:love_silkroad:20180908124346j:plain

キュウリのサラダ。

f:id:love_silkroad:20180908124502j:plain

ジャガイモの炒め物

f:id:love_silkroad:20180908124338j:plain

「ゴシ・ナン」(ラム肉の揚げミートパイ)

f:id:love_silkroad:20180908124457j:plain

ラム肉とネギの炒め物。

f:id:love_silkroad:20180908124444j:plain

「ラグメン」(ウイグル式うどん)

 

撮影:東京都豊島区駒込「レイハン ウイグル レストラン」

レイハン ウイグル レストラン (Reyhan's Uyghur Restaurant) - 駒込/アジア・エスニック料理(その他) [食べログ]

 

トホ コルミス(鶏肉の辛口炒め)

f:id:love_silkroad:20170716185136j:plain

 

今回の取材は、真夏の様な暑さだったので、自分のスタミナを付ける意味で、この料理を頼んでみた。

具材は、メインの鶏肉と、ニンニク、長ネギ、ピーマン等で、そして、存在感のある、いくつもの唐辛子の様なもの。
追加で、きし麺をトッピングした。
 
見た目からスタミナが付きそうな料理で、また、ブツ切りの鶏肉には骨が残っており、骨を取り除いて食べていくのは、実に、ワイルドな料理だと思う。
味は、見た目程は辛くはなく、ピリリとした辛さはあるのだが、後引く辛さではなく、思った程は辛くは無い。
例の唐辛子の様な物を食べても、あまり辛みを感じなかった。
では、この辛みの正体はというと、皿の下にあるスープの中にある、山椒の実だった。
 
辛い物に弱い私は、何杯か水を飲んだが、決して嫌な辛さではなく、美味しく頂けた。
 
今度は涼しくなった時に、また来店できればと思う。
 
撮影:東京都新宿区「シルクロード・タリム」様。

ショホラ ハミセイ(トマト サラダ)

f:id:love_silkroad:20170716185148j:plain

 

今回は梅雨明け前の時期に、この店に来店した。
梅雨明け前とはいえ、真夏の様な蒸し暑さで、さっぱりした物が食べたかったので、こちらを注文した。
 
主役のトマトに玉ねぎ、キュウリ等の夏野菜が皿に盛られ、
黒酢とマー油と思われるドレッシングが、口の中をサッパリさせ、
食欲の失せる、この時期には丁度良い一品だと思う。
 
撮影:東京都新宿区「シルクロード・タリム」様。

ウイグル料理 シルクロード・タリム

 

ゴイロセイ(羊肉と野菜の炒め物)

f:id:love_silkroad:20170311111711j:plain

 

ピリ辛なトマト風味の羊肉と野菜の炒め物。

大き目に切った野菜と羊肉が、しっかりとした噛み応えがあり、

トマトと香辛料が織りなす独特の味わいが、異国情緒を感じさせながらも、

日本人の舌にも馴染むのが、ウイグル料理の特徴だと思う。

 

今回の具材は、羊肉、トマト、白菜、ニンジン、ピーマン、セロリ、ニンニク、

ニンニクの芽、きくらげ等と、具沢山だった。

 

同じトルコ系民族の国々の料理だと、ロシア料理の影響が強いらしく、

ウイグル料理は中国料理の影響が強いらしい。

 

この写真で箸を使って、食事をしているが、現地でも箸を使って食事するのも、

珍しくないそうだ。

 

撮影:埼玉県さいたま市桜区、「シルクロード・ムラト」様。

www.silkroad-murat.com

ガンパン(野菜炒め丼)

f:id:love_silkroad:20170311111709j:plain

 

「ラグメン」の丼版というべき料理。

ウイグル人は、麺を食べないと食事をした気分にならないとの事だが、

日本人は、米を食べないと落ち着かないという方も多いのではないだろうか。

 

味は、トマトを基調とし、ピリ辛な野菜炒めという感じ。

具材は、トマト、白菜、ニンジン、セロリ、きくらげ等の野菜、そして羊肉。

具沢山の料理で、スパイスとニンニクの風味が強く、「男飯」といった印象。

ただ、味の基礎となるトマト等を除いて、決まっている訳ではなく、

その家庭や季節ごとに変わるそうである。

 

元々はウイグル人は白飯を食べる習慣が無かったそうだが、

中国文化の影響で、この様な料理が生まれたそうだ。

 

また、日本人にとっても、とても親しみやすい料理だと思うし、

辛いものがダメな人でも、辛さを調節すれば、大丈夫だと思う。

また食生活が心配な方は、野菜が手軽に取れて、とても良い料理だと思う。

 

f:id:love_silkroad:20170311111710j:plain

 

余談になるが、私は辛い物は苦手で、避ける事が多いのだが、

ウイグル料理の代表ともいえる「カワプ」を注文した時に、

シェフが、「辛くしますか?」と聞いてきたので、「お願いします」と、

試す事にした。

 

カワプが目の前に出され、いざ食べてみると、確かに辛い。

それでも、美味しく食べられない程ではなく、水を飲みながらにはなるが、

美味しく頂けた。

 

今回、この店にお邪魔したのは、2月上旬の夕方。

寒空で冷え切った体が、香辛料よって温められ、

店を出る頃には、寒さが飛んで行った気がした。

 

撮影:埼玉県さいたま市桜区、「シルクロード・ムラト」様。

www.silkroad-murat.com

 

 

マイリク イエスベレク コルミス(小松ゴマ油炒め)

f:id:love_silkroad:20161014223823j:plain

こちらは、「マイリク イエスベレク コルミス(小松ゴマ油炒め)」。

 

塩味がベースではあるが、恐らくマー油や香辛料なども入っているため、

あっさりとした味わいである。

 

カワプ(串焼き)等の肉料理の合間に食べると、

口の中をさっぱりとさせてくれるので、肉料理の箸休めに、ピッタリな料理。

また、日本人でも、見た目と想像する味が一致しやすいと思うので、

違和感なく食べられると思う。

 

撮影:東京都新宿区「シルクロード・タリム」様。

ウイグル料理 シルクロード・タリム

 

スユックアシ(ウイグル式タン麺)

f:id:love_silkroad:20161014223825j:plain

ウイグル式タン麺、「スユックアシ」。

トマト味を基本とした、具沢山の料理である。

 

f:id:love_silkroad:20161014223824j:plain

上記の写真が、スタッフが持ってきてくれた直後の写真で、

中身の様子が判らないので、具を持ち上げた写真を先にした。

 

さて、「タン麺」と書いたが、日本の郷土料理の「みみ」のような感じの、

細かい小麦粉の団子が入っているので、我々が一般的に想像する様な、

「麺料理」とは違っている。

 

味は、トマトを主体としたアッサリとしたスープで、様々な野菜と羊肉が入っており、

食べ応えのある料理になっている。

 

撮影:東京都新宿区「シルクロード・タリム」様。

ウイグル料理 シルクロード・タリム