カザン カワプ(鍋カワプ)
「カワプ」というのは、ウイグル語では「焼肉」を意味するそうで、
「カワプ(ケバブ)」というと、「串焼き」を連想してしまうので、
私としては意外だった。
さて、この料理は羊肉と玉ねぎ、そして独特の香辛料で味付けされた逸品。
脂肪分が少なく、あっさりとした「肉らしい」羊肉の味と、
香辛料の香りが食欲をそそる。
そこに玉ねぎが肉の脂っぽさを和らげ、そして玉ねぎの甘さがアクセントとなり、
日本人にも食べやすい料理だと思う。
香辛料の沢山入った料理を紹介しているので、
さぞかし私は辛い物が大丈夫、もしくは好物なのだろうなと、思うかもしれないが、
実際は、その逆で、私は辛い物が苦手。
この料理、唐辛子っぽいものが、丸々一本入っていたので、
口にした時には、「うわっ!ヤバい!!」と思ったのだが、
実際、多少辛かったのかもしれないが、全然気にならず、
その後も美味しくいただけた。
興味のある方は、是非ご賞味いただきたい。
撮影:東京都新宿区「シルクロード・タリム」様。